「全ての経験は宝物」

〜No rain, no rainbow〜

全ての経験は宝物🎁

初めまして。

2度の乳がんを笑顔で乗り越えた

サバイバーのカギマユです🔑

 

彩豊かな虹色の人生(=レインボーライフ)を贈る

「レインボーライフナビゲーター」として、

blogを始めました。

 

私は、これまで沢山の言葉に

勇気を貰いました。

中でも印象的なものが

「全ての経験は宝物」という言葉。

誰かの勇気に繋がれば・・・という想いを込めて、

私の経験をシェアさせて頂きますね。

まずは、私の人生において大切な記念日の記憶から。

 

2009年3月10日

35歳の時、人生初の人間ドックの日

 

半年位前から、右胸と脇の下に明らかにしこりを感じ、

当時、不妊治療で通院していた婦人科のドクターに

「このしこりって何でしょうか?」と相談したところ、

 「2度の妊娠・流産を繰り返したので、

女性ホルモンのバランスが崩れて、

副乳ができるケースがあります」と言われました。

 

当時は、流産のショックが大きく、

自分の身体の異変から、目を反らしていました。

明らかにゴロンという、ゴルフボールのようなしこりに、とうとう目を反らす事はできず、

人間ドック当日を迎えました。

 

元々、ポジティブ思考なタイプなので、

「結果、良性かもしれないし」

「安心の為の検査」

と自分に言い聞かせながら、

待合室の順番待ちが、長く感じました。

 

診察室に入り、マンモグラフィーの画像を見ながら、先生が静かに淡々と話し出しました。

 

「もちろん、細胞の検査をしなければ、確定はできないけれど・・・」

「これって何だと思う?」

 

「・・・えっ、まさか・・・乳がんですか?」

 

自分1人でドクターと向き合い、

自分の口から「乳がん」と言った瞬間に

頭の中が真っ白になり、

ショックのあまり、椅子から転げ落ちました。

 

聞いてもいないのにドクターは
「この状態ですと、5年生存率は・・・」と
語り始めました。

椅子から転げ落ちた状態だったので、

何%と言われたのか、覚えていません。

 

ただ、その時の感情だけは

はっきり覚えています。

 

「私の命の期限を勝手に決めないで‼︎」

 

分かった直後に、Keyくん(主人)に話したら、

かなり動揺している事が、電話口から伝わりました。

 

両親にもすぐに話したら、力強い口調で

「絶対、大丈夫‼︎」と言ってくれました。

大切な家族の言葉に、何度も助けられました。

 

当時は、知識もなかったので、

「がん=死」というイメージが

何度も頭をよぎりました。

 

自分でも精神的に強い方だと思っています。

けれど、もちろん弱い部分もあって、

弱音を吐いて泣き崩れたい時もあるのに、

当時は、その気持ちに蓋をしていたので、

私の身体が悲鳴を上げていたのです。

 

乗り越えた今となっては、

家族・仲間・命・時間の大切さを

改めて教えてくれたのが、乳がんでした。

 

闘病中、両親・主人と訪れたグアムで見た

「No rain, no rainbow🌈」のメッセージ。

その直後に見たダブルレインボーは、

七色の虹が私の背中を押してくれたようで、

「そうだ、私の人生、虹色にしよう」と決めました😊

 

f:id:kagi_mayu:20170803161101j:image

まさに「全ての経験は宝物」という言葉が

深く心に染みわたります。

 

-------
今日も、心のカギを開いて、
笑顔と情熱を持って全力で生きよう✨

 

レインボーライフナビゲーター🌈
鍵 麻由